PSO２日記 1197 明日は雨風だ・・・

プライズメダル交換での15武器入手も、なんとなく週２本くらいなんて思っていたが、先週に引き続き、今週も緊急自体が半減しており、メダルの入手効率も半減だ。先週分は貯金でなんとか交換したが、今週分は人海戦術によるミッション報酬で、今になってギリギリで二種交換。なんとか凌いだ形だ。水曜以降のスケジュールはどうなるか？先週と今週の「緊急半減措置」は何らかの意図があっての事なのか、それとも今後のスタンダードとなるのか？減らすなら減らすで、「そういう話」は放送で出ていても不思議ではない部分だが、無告知だったからな。よくわからんぜ・・・

結局の所、今週はデイリーもサボり気味で、最初の３日は東京金の確保に走ったが、以後はギャザリングをして過ごした感じだ。とは言えもう火曜だ、明日の水曜には雨風の配信も行われるが、これがポンコツだった場合は・・・夏イベの開幕まで２週間、またヤバイ雰囲気にもなってくるな・・・

・イドラからのゲームコラム？

久しぶりだよ。イドラポイントを週間満額まで取得したのは・・・普段は5000程度稼げればいいやくらいに軽く遊んでるだけなんだけどな。

イドラでは25日の昼までスペシャルな10連ガチャも販売中。排出されるキャラ、シンボルは★4以上が確定し、★5キャラ１枠も確定している上でリミテッドドールも２個ついてくる豪華版★5確定10連だが、お値段は5000円とお高い上で、お一人様1回限り。いやー無理だわ。イドラにそんな金出せねえよ。

同じ額を突っ込むならロマサガのロックブーケに突っ込むよ！ロマサガはイドラの少し後のリリースともあり、今まさに半年を祝うイベントの最中でもある。言っちゃなんだが、イドラの現状では「他」と同じ値段設定で勝負するには無理がある。

ロマサガ側では両ストアでの「セルラン1位」を記念したイベントが行われる一方で、イドラは「瞬間最大」で100位以内に浮上する事が稀にあるってレベルだ。平均順位は200～300位の範囲で定期的にランキング外にまで落ちている。ロマサガも好調に見えて、それでも「ソシャゲ界隈」で言えば月間ランキングではトップ10にギリギリ入れるか否かというラインだ。

それでも、セルランから逆算される「売上」を戦闘力とした場合、イドラとロマサガの戦力差は約40倍だ。農夫と桃白白くらい違う。サイバイマンの自爆で死んだヤムチャと助けに来た悟空くらい違う。勝負にならないんだよ・・・少なくとも同じ土俵では・・・

上で紹介したガチャも「500円」なら引いてやらん事もない。って感じだ。ほら、パチ屋も今「１玉４円」でやってるトコもあれば「１円」「0.4円」って店もあるだろ？そういう店も相応に賑わっている物で、ダメだと思ったら広く浅く取る方向にシフトして、安価にガチャを提供するタイトルがあってもいいんじゃないかな？と思うわけです。まぁ赤字じゃないならどんな価格設定でもいいとは思うけども。

で、完全に余談ではあるが、セガから今後リリースされるソシャゲとしては「北斗の拳」と「けものフレンズ３」が控えている。北斗は既に嫌な予感しかしない。流行る気配が微塵も感じられない！けものフレンズに至ってはアーケード版もリリース予定だ。アーケード版はプレイの度にカードが排出されるタイプのゲームではあるが、アーケードのカードゲームと言っても、いわゆる「大きなお友だち向け」ではない。

ネットでの炎上騒ぎとは無縁となる子供向けの路線で、筐体周りは「ムシキング」や「ラブ＆ベリー」を彷彿とさせるが、モニターが妙に縦長いのもスマホを意識した作りである事が伺える。内容的にも「キャラ」のカードを読み込み、「スキル」的なカードを追加で読み込み、基本３つのボタンでプレイする。もしかしたら中身はドリームキャストかもしれない。カードにQRコードが付いている点からもアプリ版との連動も伺える。公式サイトも漢字を極力使わず、大きなフォントが用いられている点からもターゲットは子供だ。内容的には女子児童がターゲットであろう。

子供をターゲットに親の財布を狙うというのは実に的確な判断だ。セガの放った数少ないミリオンヒットの一つが、このスタイルで母子を巻き込めた「ラブ＆ベリー」である事は有名だ。あのソフトがミリオンを叩き出した主な要因はアーケード人気が保たれているウチに、専用カードリーダー付属でアーケードで排出されたカードがそのまま使えた移植作という部分が大きい。

本来であればNintendoDSの客層ですら無かった「幼女と母親」にゲーム機本体同梱版を買わせるだけの破壊力を持っていたタイトルだ。アーケードゲームの市場としては軽視されがちな「女の子向け」のタイトルで成功を収めた貴重な一例でもある。

ゲーム内容自体はいわゆる「音ゲー」にファッション的な要素を組み合わせた物で、ステージに合った衣装のカードを読み込む事でスコアに補正がかかる。「なんで舞踏会にジーンズで行くの！」と子供よりお母さんがガチという風潮すら生み出した。ソフトがミリオンセールに至る過程で、ほぼ同じ数の本体を売るというセガらしからぬ大ヒットとなった。ちなみに日本国内における単一タイトルによるセガのミリオンヒットはバーチャ２とこのラブベリの２本だけしか存在しない。「全世界」で勘定すれば、昨年配信となり、今月のPSプラスでフリプとなった「ソニックマニア」が100万を突破している。

ゲーム筐体を全力でぶっ叩く幼女の後ろでカードバインダーを構える母親の姿はまるで黄金のガッシュベルのワンシーンのようだった。と当時の関係者は語る。

男の子を中心に人気のあったムシキングもDSでゲーム化されているが、ラブベリのような「移植」ではなく、オリジナルストーリーのRPGとなっており、現物カードとの連動要素がなく、ソフトの売上はイマイチだったが、アニメ化やコミカライズ、公式大会なども活発に行われたヒット作で「セガが輝いていた夏」は確かに存在した。

2003年の登場以降、着実に人気を勝ち取り、2004年にはカードの出荷枚数1億枚を突破し、翌2005年には5月で２億枚、同年11月には3億枚を超え、ムシキングの筐体を設置するコンビニまで現れ、設置店舗は全国で5800にも及んだ。他社に先んじて妙な事をして勝手にコケるのは社風であるが、「低年齢層用アーケードTCG」というジャンルの開拓は「まさかの大成功」となり、この分野はセガの独壇場となっていた。

ムシキング人気が絶頂の時に同じ事、カードリーダー付きの移植作品の販売ができていれば、記録的なヒットにもなったと思われるが、カードリーダーの開発が間に合わず、準備が整った頃には競合他社による子供を狙ったカードゲームが多数登場し、セガの一人勝ち状態は一気に沈静化、セガも新たに後釜として「恐竜キング」を投入するも全く奮わず。ムシキングも遅れてカードリーダーを搭載したDSソフトを発表するも既に昆虫ブームは去っていた。

当時の男の子達に昆虫に変わって新たに「刺さった」のはデータカードダスの「ドラゴンボール」や「ナルト」など高い人気を持つ作品をゲーム化した物であった。やってる事はムシキングと同じ「じゃんけん」だったが、後から来たバンダイがパクリとも呼べる内容に人気キャラを据える事で全てをかっさらって行った。

「男の子向け」の市場がバンダイに蹂躙されるに中、「女の子向け」の分野はまだまだ先行したセガが優勢な状況であった。カプコンから送り込まれた「良くわからない犬」や、タカラの刺客「リカちゃん」などがいち早く参入するも、既に不動の地位を築いていた「ラブベリ」の牙城を崩すには至らず、高い人気を維持したまま、カードリーダー付きのゲームでミリオンを獲得できた形だ。正確にはなんとか「売り抜けた」とも言えるタイミングで、もう少し遅ければリカちゃんと一緒に大爆死していた所だ。

「女の子向け」の分野にもバンダイよりデータカードダスが投入され、当時圧倒的人気を誇っていた対幼女最強兵器「プリキュア」を武器に子供向けTCGの分野は完全にバンダイに掌握されてしまった。意外とカプコンの犬がプリキュアとは競合しない層、女子中高生の間で多少遊ばれていた物の、行列を成すほどの人気は得られず、回転率の悪い機械は次第に店舗から姿を消していった。

余談だがムシキング人気の絶頂期には、その勢いが他の分野にも波及し、子供達を中心に一過性の昆虫ブームを巻き起こし、リアルの「カブトムシ」が高騰しする事態に陥り、特に海外の珍しいカブトムシが珍重される事となった。

ゲーム中にレアカードとして登場した世界最大のカブトムシ、「ヘラクレスオオカブト」は、日本人が高く買い取ってくれるという事で、海外、主に中南米では労働者がみんな「仕事してる場合じゃねえ！」と、カブトムシを捕まえに森に行ってしまい、工場が動かなくなったという逸話まである。また、大量に輸入したヘラクレスオオカブトがイオンモールのエアコンが強すぎて凍死したという話もある。

さて、今回の「けものフレンズ３」で、この少子化時代に15年前の奇跡を再び起こせるかどうかは「子供受け次第」と言った所か。正直「けものフレンズ」がどの程度「子供に受けている」のかは知らないが、ゲーム「けものフレンズ３」のツイッターでのRTキャンペーンで「旅行券」が当たるなど、完全に狙いを「ファミリー」に絞ってきている。とは言え、女の子に他の選択肢が無かった13年前とは話が違う。むしろ「他の選択肢」にごっそりやられた経験を持つのがセガだ。その一角を切り崩して再び客を奪えるか？

スマホアプリの方で大きな利益を上げられれば、それはネット事業部の利益という事にもなり・・・PSO2の寿命が伸びるかもしれないし、もう畳んでいいよ。という話になるかもしれない部分だ。とは言え・・・1月から事前受付を行っている割には「まだ７万」と言うのはDMMのエロゲーにも劣る勢いだが大丈夫なのか？やはり実働の後、アプリ版？そんなものもあるのか。って流れで捕まえるのが手っ取り早いのかもしれない。

・おまけ　近藤家の食卓

うどんも素麺も卵かけご飯のご飯代わりになると思います。

初期型は本当に売れ残ったドリームキャストが入ってたんだぜ・・・