PSO２日記 658 報酬期間目前

報酬期間も目前に迫っていますが、防具の乗り換えとなると流石にモノが無ければ話にならない。今回はNT武器の強化に関しての「餌」についてのお話。実用品以外でも因子の都合で武器を強化する事も増えたと思うので、以前にもエンペ素材のコスパについての記事も書いたが、報酬期間前なのでおさらい的な意味でも再度、NT武器強化における素材経験値の話をしたいと思う。

再掲ではあるが「基礎」となる部分。基本的には素材となる武器のレアリティーに応じて基本となる経験値が設定されており、高レアリティーの物ほど基礎値が高くなる。強化対象と素材の「相性」もあり、同カテゴリであったり、同レアリティー、全く同じ武器などの「付加価値」に応じてボーナスが入る。同じ武器を重ねた場合は、同カテゴリーかつ同レアリティー、加えて同名武器の全ての条件を満たすが、これらは重複せず、効果の最も高い「同名武器」の値のみが加算される。

NT武器に関しては「強化値」による加算も得られるので同じエンペ武器であっても強化値の高い物の方が餌としての「栄養価」は高くなる。

原則として「強化」に用いた経験値の「半分」が強化値ボーナスとして加算される。
つまり40+40＝80ではなく40+40＝60となり餌は合成すればするほど栄養価をロスするとも言える。

例外として★13の強化などは★12などを高レベルに強化し、高栄養価の素材とすることで、貴重なラムダグラインダーを節約する事にも繋がり、基本的な強化手順の一つともなっている。

★12の強化に使用される主な素材はいわゆる「エンペ武器」であるが、★６武器もミッション中にゴロゴロ落ちている。拾ってくれば原価はゼロだ。経験値的には★4～6の間に差異は無く、同カテゴリーボーナスが無ければ得られる経験値は僅かに「５」。同カテゴリーの物を寄りすぐっても「10」にしかならない。

しかし★６の「同名武器」を先に合成する事で栄養価を４倍以上に引き上げる事が可能だ。これは★６自体の基礎栄養価が低く、同名武器ボーナスの加算値の方が遥かに大きい為に「半分」にされた加算値でも本体を大きく上回ってしまう。

★６を素材とした合成にかかる費用は4000メセタ＋グラインダー。物とグラインダーは「拾い物」と仮定して原価を「ゼロ」で計算すれば１経験値あたり181メセタという価格になる。

この後、これを素材にすれば再度4000メセタが必要となり実質は8000メセタで22の経験値を得ているという事になる。

拾ってきたゴミをそのまま突っ込むと4000メセタで５経験値＝１経験値あたり800メセタとなる。
それを2本重ねてから餌にすれば8000メセタで22経験値＝1経験値あたり363メセタである。

もう一本突っ込んで+9にすれば費用は8000メセタ＋4000メセタで40経験値。
12000メセタで40経験値なので１経験値あたり300メセタとなりコスパが向上している。

調子に乗って+35まで強化すると、潜在出し等の価格も含めて92000メセタほどかかる。
潜在を出す際に使用するのはスフィアではなく「ドロップ」なのでゼロで計算している。

費用を経験値で割ると１経験値あたり278メセタとなる。このコスパはNPCショップで売っている800メセタの武器を餌にするよりも安価である。報酬期間であれば必要本数が低下しさらに安価に強化する事も可能なのでコスパはさらに向上する。

★1武器の同カテゴリ品を餌にした場合エサ代800＋強化費用2000で7経験値。グラインダーをタダだと計算しても１経験値あたり400となる。

とは言え、一概に「お得」とも言えない部分として、大量にゴミを拾ってきて合成する手間という部分もあるし、あくまで「原価がタダ」という部分で店売りの★1武器よりコスパが優れるのは当たり前の話なので倉庫に余裕があるなら・・・マルグル系の緊急でボロボロでる★６あたりの武器も有用な餌である点は頭の片隅にでも置いておくと良いかもしれない。

これはエンペが高いという前提の話でもあり・・・仮に＋５のエンペが５万で売っているならコスパ的には★6の＋35と概ね等価である。エンペが以前のような値崩れを見せればこんな手間をかける必要は全くない。