2015年11月23日

Netflixレビュー 003 ラストスタンド


2013年公開、アメリカのアクション映画。監督は韓国のキム・ウジン。彼にとっては初となるアメリカ映画への挑戦作でもあり、主演のアーノルド・シュワルツネッガーにとってもターミネーター3以降、久々の主演作品ともなった。ラストスタンドは直訳すると「最後の砦」である。


・細かくレビューする必要なし!

なんていうか、ほら、、分かるじゃん?これほど雄弁なサムネ画像他に無いよ?

シュワちゃんの後ろで爆発だよ。もうストーリーも想像付くでしょう?役者に関しては最早解説の必要がない程のビッグスターだし。

シュワちゃん+アクション映画って構成の「テンプレ」みたいな物あるじゃないですか。はい。「それ」です。それで概ねあってます。

派手に銃弾飛び交って悪役が一方的に死にまくって、あちこちで爆発して派手なカーチェイスの後に最後はボスと素手で殴り合って決着。

本ブログの趣旨として「ネタバレ」は極力避けるのも「見てない人への配慮」として守っていた部分だが今回は全部言っちゃった。

「街に悪い奴が一杯来たけどシュワちゃんが居たから大丈夫だった」

これがストーリーの「全貌」だ。

だからもう、この人にサングラスとガトリング装備させちゃいけない。ネタにしかならない。

総評

安心して見られる娯楽作。「最後に待ち受ける意外な結末」「それに至るさりげない伏線」「作品に込められた強いメッセージ性」、そういった物は「一切ない」。「ド派手なアクション映画」であり、「ド派手なアクション映画」でしかない。そういう意味でも安心して見られる作品だ。監督は韓国のキム・ウジンであるが、「昔のアメリカ映画」をよく理解しているとも言える。

そういう意味でも「前時代的」な作品で、リアリティーすら度外視し、「派手なら派手な方がいい」という姿勢も逆に評価できる。例えば「車のガソリンタンク」を銃で撃っても爆発しないし、漏れたガソリンに火の着いたタバコ投げ入れても引火しないのは最早常識だが、「そんなのどうでもいいんだよ」と実に「旧ハリウッド」の「ガソリン至上主義」が現代に蘇った、言うなれば「古いけど最新の映画」であると言える。そういう部分もひっくるめて「頭からっぽにして楽しんでもらいたい」作品だ。「コマンドー」のファンなら大丈夫だろう。「攻めのコマンドー」「守りのラストスタンド」方向性は違うが、やってる事は同じだ。

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